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みんなの体験談

「自分と同じようなセクシュアリティの人は、
どんなふうに思っているんだろう?」色々な人の体験談の中に、
「自分はどうなのかな?」と考えるヒントがあるかもしれません。

※ここに掲載している体験談は、HPに掲載するために募集したものです。

和真 / バイ(パン)セクシュアル?・女性の体で生まれ、現在は男性として生活

小さい時は「女に割り当てられている自分は男が好きになることが普通」だと思っていました。幼稚園や小学生の時の「好き」が高校生以降の「好き」と同じ感覚なのかは、今でも分かりません。ただ、中学生までは男性が恋愛対象でした。高校生のときに女性を好きになり、とても混乱しました。女性を好きになったことは誰にも言えませんでした。それから何年かして男性・女性どちらも好きになる人もいることを知り、少しずつ両性を好きになる自分を受け入れられるようになりました。今は、自分の性別が移行したこともあり、性別を意識して好きになるというよりかは、「人として」一緒にいて安楽だったその人の性別は○○だった、くらいの感覚になっています。

さくP / ゲイ

約半年前に、13年間余りお付き合いのあった方とパートナーシップを解消しました。彼とのコミュニケーションに違和感を覚えるようになり、二人で話し合ったり、カウンセリングを受けるなど、色々と改善を模索しましたがそれらが実を結ぶことは無く、より好ましくない状況になっていきました。そこで私から、自分が悩んでいることを伝え、彼に「今後の私達のことを考えてもらいたい。」とお願いしましたが、2ヶ月後彼から、「君が抱えている問題は、あくまで君自身の課題で、僕の課題ではないと思う。」と言われました。私は正直、「それは一理も二理もあるな。」と考え、パートナーシップを解消する事になりました。これからのことはまだあまり考えていませんが、彼と過ごした時間はこれからも大切に思っていければ良いな、と思っています。

ガガレディ / ノンバイナリー、パンセクシュアル

僕はある時から、性別に関わらず「好きになった人が好きになった人なんだ」と考えて生きてきた為、これまでにも多くの人に対して好感を抱いてきました。現在は、“たまたま”女性のパートナーがいますが、付き合い始める前にそのことをカミングアウトしておいたことを覚えています。二人でスターバックスのソファで座っている時のことでした。事前に伝えたのは、後から知らせればきっとお互いに傷つくことになるだろうと思ったからです。少し不安でしたが、彼女の答えは「それは素敵なことだね」でした。その彼女とは、今年でお付き合いさせて頂いて4年目になります。

だいすけ / 男性の同性愛者

何人かとお付き合いしましたが、20代、30代は、「彼氏」がしっくりきていましたが、「40代」の現在では、「パートナー」という言葉の方がしっくりきます。セックスの有無による違いなんですかねえ。。それ以外にもあるとは思いますが。。

ドミンゴ / ゲイ

いると心強いと思いますが、現在はいません。日常生活を共にできるパートナーがいるといいなと常に思っております。今後はわかりませんが、タイミングが合えば、お付き合いしたいと考えております。ですが、目下日々の生活が充実しているため、出会う機会が少ないのが悩みの種でもあります。

冴 / レズビアン、FtX

自分と同じようなセクシュアリティの友だちと出会いたくて、イベントやバーに行った事はありましたが、自分は性格が超人見知りなので、単発のイベントで知り合ったりするだけでは、なかなか仲のいい友だちを作る事ができませんでした。そんな時、同じセクシュアリティの人で自分と共通する趣味のサークルがある事を知り、参加した事がきっかけで、少しずつ友だちやつながりができていきました。自分の場合には、ある程度決まったメンバーで何度も会えるという事、共通の話題や趣味がある、という事が、友だち作りをする上でポイントだったかなと思います。

すずらん / MtF

トランス当事者やその他のセクマイ当事者とのつながりをもったのは、SNSが最初です。顔も見えないどうしなので、出会うまでは不安もありましたし、出会う過程で「この人とは合わないな」と思うこともありましたが、中には10年以上付き合いが続いている友達もいます。「気の合う人がいればラッキー」ぐらいの感覚ですね。出会いには、期待しつつも、期待しすぎないことが大事なのかなと思います。
対面では、以前、トランス女性がたくさん集まるクラブイベントがあって、毎月のように通っていました。イベント終わりの朝に少人数でご飯に行って、じっくりお話するのが楽しかったのを覚えています。

和真 / 女性の体で生まれ、現在は男性として生活

性自認を確信したときに、同じような境遇の人と知り合いたいと思うようになりました。個人的に会うのは怖かったので当事者が大人数集まるイベントに参加したことがあります。ただ、内向的な性格ゆえ、友だちを作ることは出来ませんでした。内向的な私にはブログが合っていました。顔を見ず、自分の考えや悩みを堂々と書くことができ、コメントを通して当事者と交流することが出来ました。顔を見たこともない人もいますが、数人は直接会うことが出来ました。治療が進み、実生活で男性として生活するようになると、徐々に新たな当事者と関わりたいという気持ちは減りました。性自認が確立して治療を始めるまでや治療を開始した直後はその情報を共有したかったり、カミングアウトの悩みを共有したかったりと、当時の私はとにかく自分の考えを認めてくれる友達が欲しかったのだと思います。

さくP / ゲイ

私は、20代から30代位までは、積極的にゲイバーなどに通っていたので、自身の社交的な性格とも相まって多くのゲイ達と知り合うことができました。そのうちの一部の人たちとは恋愛関係にも発展することがありました。しかし、40代なかばになった現在では、その頃に出会ったうち今でも付き合いがあるのは、ほんの一握りです。また、付き合い自体もあっさりしたものになっています。また、嫌煙体質になったことでゲイバーに行かなくなった昨今では、ほとんど新しい出会いは有りませんがたまにアプリで友人を探したりしていますが、滅多に会うところまではたどり着けませんね。しばらくは自分自身と向き合う時間を過ごすべき時期なのかもしれません。

かや / ゲイ

自分がはっきりとゲイだと自覚するようになったのは20代後半。周りの友人は彼女が出来たり結婚したりとしていく中で自分の中で焦りと悩みがだんだん拡大していった。同じセクシャリティーの友人や知り合いが欲しかった。当時は今のようにSNSやアプリが充実していなかったのでリアルな出会いを求めて都内のゲイバー街に通った。他愛のない話に笑い自分のセクシャリティーを気にせず酔えることは楽しかった。ただ自分はその店の常連さんの話について行けなかったりして逆に疲れたりもした。徐々に足が遠のく結果となった。今は様々なツールがあるから友人を作るのも簡単だと思う。しかし長続きする友人はなかなかいないのが悩みだ。いつになっても悩む自分がいたりする。

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