
『ぼくは性別モラトリアム』
作者の方が自分の性別について、子どもの頃から今まで感じた事やどんなふうに対処してきたかという体験談が、具体的なエピソードをたくさん交えながら書かれています。体の事、一人称、服装や化粧、周りから求められる役割などなど、社会で生活する上で、性別の事は色んな場面で出てくるんだよなーと、読みながらあらためて思いました。マンガで読みやすいのですが、内容は読みごたえがあってオススメです!
2023/03/20 レビュアー:翠
セクシュアルマイノリティ(LGBTQ+など)について知りたい、
LGBTQに関する図書を読んでみたい。
ここではスタッフのおすすめ本の紹介と、SHIPで読める本を
調べることができます(蔵書検索は準備中です)。
作者の方が自分の性別について、子どもの頃から今まで感じた事やどんなふうに対処してきたかという体験談が、具体的なエピソードをたくさん交えながら書かれています。体の事、一人称、服装や化粧、周りから求められる役割などなど、社会で生活する上で、性別の事は色んな場面で出てくるんだよなーと、読みながらあらためて思いました。マンガで読みやすいのですが、内容は読みごたえがあってオススメです!
2023/03/20 レビュアー:翠
ダーウィンの進化論「性選択説」=より良い遺伝子を残すために「種」というものは「自然選択説」に反してまでも、大きなツノだの、綺麗な羽だのを、つけるよう進化した(ただしオスに限る):ではメスはどうなの?動物のメスだって生態観察の主役をはるくらいに勇猛で、グラマーで、陰険(?)で…。だけど学術界はそうしたメスに関する発見を200年近くにわたり頑なに曲解してきた、という、「動物(メス)のウンチク」と「学界の変容」の両方が楽しめる構成になってます。 ボノボが友愛的な動機で同性と性交する事実は最近知られるようになったけど、ハワイの新天地で巣作り子育てを始めたコアホウドリの3分の1がメス同士のカップルであること、更年期を超えていよいよ群れのメンバーに尊敬されるシャチ、クマノミのMtFトランスは脳から始まる、といったエピソード、というか、エビデンスが心地よく読めます。
2023/03/06 レビュアー:Miyaken.
セクシュアルマイノリティの人たちが日常生活「これってどうなんだろう?」と感じる悩みに対して、法律の視点から解決策を教えてくれる一冊。例えば、アウティングすると脅されている、職場で自認する性別の服を着ることはできる?など。色んな日常生活場面で起こり得るLGBTあるあるな悩みと解決策が載っているので「困ったな」というときのヒントになるかもしれません。
2023/02/20 レビュアー:拓人